節約術の一環として、喫煙習慣を見直してみると想像以上に効果が出るはずです。
みなさんご存知かと思いますが、節約する上で先ず一番初めに取り組むべきポイントは固定費の削減です。
ところで、みなさんの家計でのタバコ費はどの項目に入れていらっしゃいますか?
嗜好品代でしょうか?それとも娯楽費でしょうか?
多くの喫煙者にとってタバコは止められないもの、毎月殆ど一定のお金が掛かるものという認識かと思います。
「固定費じゃないですか?」
嗜好品・娯楽なら月によって変動があるはずです。
例えば娯楽費なら、
【面白そうなタイトル無かったから映画に行かなかった】→【いつもより支出が少ない】です。
嗜好品としても同様かと思います。
煙草はその月での変動が少なく、殆ど固定費と変わりません。
「今月は節約して煙草を半分に減らした。」
「今月は節約で煙草を吸わなかった。」
こういうわけにはいきませんよね?
煙草を1本吸うとその時は満足します。しかし、ある一定期間を過ぎるとまた吸いたくなり、そして、また1本と吸い続けてしまうからです。
これではいつまで絶っても固定費(煙草費)を減らすことはおろか、将来的には増税で逆に上昇してしまうということになりかねません。
愛煙者にとって煙草は無くてはならないものです。
また、喫煙者も「煙草は害だし、煙草を吸わなければお金の減りも少なくなる」、等は当たり前に分かっていることです。
この記事は禁煙を推進ものでは有りません。
私が禁煙を始めて煙草だけでこれぐらい節約に繋がった、その節約が将来的にどれぐらいの支出ダウンになるのか、
等を記事内容にするものです。
ただ、もし、この記事をみて禁煙にチャレンジしてみようかな、
と思われた方がいらっしゃれば、私もまだ禁煙中の身です、一緒に頑張っていきましょう。
節約術と煙草:煙草はいくらまであがるのか?
煙草1箱1,000円も視野?
私が日本で愛煙していた煙草も、つい5年程前までは500円だったと思います。
今では580円になりました。
いずれは1,000円の大台突破も想像に固くありません。
「そんな大袈裟な、あったとしても相当先の話だよ?突拍子もない」と思われた方多いかと思います。
しかし、「いずれは1,000円になる」とお考えではないでしょうか?
私が喫煙を始めた頃はまだ煙草の値段は200円台でした。
それがこの30年程で価格上昇が続けられ、今ではその当時の倍の値段になっています。
日経平均が4万円を超えましたね。5年前誰がこの価格を想像したでしょうか?
今後煙草の値段も急上昇、数年後に1,000円到達、なんて夢物語の範疇では有りません。
各国の煙草価格について
外国の煙草の値段について少し調べてみました。
下の表は代表的な紙巻き煙草(マルボロ)の各国の値段になります。
ちなみに、日本は54位の600円でした。
私が今居住している国でも日本よりマルボロの値段は高いです(ついこないだまで吸っていました)。
※NUNBEO タバコ20本パック(マルボロ)の国別価格ランキング(市場)より
物価差が有りますので、一概にこの国は高くてこの国は安いとは勿論言えません。
あくまでこの表は価格の現状です。
しかし、日本の煙草はまだまだ安いと、思われた方もいらっしゃるかと思います。
伸びしろ大きそうな気がしませんか?
節約術と煙草:煙草辞めると下げられる生活コスト
煙草は辞めない限り、煙草の出費は毎月引き落とされる固定費と変わりません。
もし、煙草を辞めたらどれぐらいの節約になるでしょうか?
計算してみました。
煙草1箱の価格を580円に設定、価格変動はないものと仮定します。
煙草1箱の価格:580円
1ヶ月間の消費煙草数:30箱
1ヶ月間の煙草に掛かる支出:580円×30箱=17,400円/月
1年間の消費煙草数:360箱
1年間の煙草に掛かる支出:580円×360箱=208,800円/月
5年間:1,044,000円
10年間:2,088,000円
15年間:3,132.000円
20年間:4,176,000円
︙
最近流行りの積立NISAのように金額が膨らんでいきますね。
勿論、この金額をNISAで積み立てることが出来れば、福利の効果も得られますので膨大な金額になります。
煙草を吸い続けることで、現価格でもこのような支出が発生するという計算です。
煙草価格が上がることで更なる出費となってしまいます。
節約術と煙草:コンビニでの煙草定期購入と余計な出費
節約術で先ず行いたいポイントに関して、固定費の削減が有りました。
次は出費の削減です。
簡単な節約術に余計な出費(無駄遣い)を控える為にコンビニに寄らないというものがあります。
コンビニを利用し始めると、習慣のように毎日通ってしまうようになります。
最近のコンビニは本当に便利で食べ物も美味しいですよね。珈琲も美味しいです。
このため、コンビニは本当にその時必要でないものまで買ってしまう無駄遣いの温床といえます。
愛煙者にとって煙草は必須アイテムです。毎日必要なものです。
ですから無くなり次第、購入せざるを得ません。コンビニが一番手っ取り早く購入できる所かと思います。
煙草のついでに余計なもの買っていませんか?
私は良く買っていました。
出勤時なら、ついでに珈琲、飴・ガム、休憩時用のお菓子、帰宅時ならオツマミやまたお菓子等です。
コンビニでの無駄遣い発生です。
当ブログ記者のKokoroは現在禁煙中です。
通勤時によく通っていたコンビニにはよっぽどの事が無い限り寄らなくなりました。
また、コンビニで良く買っていた珈琲も自宅でタンブラーに淹れて会社に持っていくようになりました。
煙草+余計な出費(コンビニでの無駄遣い)が無くなりました。
あまりお金の計算ばかりするのは好きでは有りませんが、そこそこな節約に繋がりました。
おわりに
ブログ記事を書く上で煙草の出費に関して調べてみると、
ある程度把握していた内容だとはいえ、それなりの出費に繋がっていることが改めてわかりました。
節約は無駄なものを省いていく、ここに尽きると思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
当ブログ”My self care Kokoro“では、等記者のKokoroが実践しているセルフケアの内容記事を掲載しています。
コーヒーブレイクに大好きな珈琲の記事もUpしています。お暇つぶしにでも記事を読んでいただければと思います。