禁煙のバイブルとして有名な磯村毅著 【吸いたい気持ちがスッキリ消える「リセット禁煙」PHP研究所】(以下、リセット禁煙)について解説・紹介します。
当ブログ記者は約30年の喫煙生活に終止符を打つべく只今禁煙中です。そろそろ半年間が経過いたします。
この半年間という禁煙期間は私の人生の中では一番長いものとなります(この記事は期間の経過と共に更新されます)。
今回の禁煙では、禁煙本のバイブル「リセット禁煙」を予め読破、その後、禁煙をスタートさせました。
この「リセット禁煙」を読んだことによって、離脱症状時には自分が置かれている状況を把握することができ、禁煙に対するモチベーションを保つことが出来ました。
また、離脱症状明けからの心理的な依存対策にも「リセット禁煙」は役立っています。
私の禁煙は未だに半年という短い期間では有ります。
しかし、「リセット禁煙」は禁煙する上で非常に有効な書籍だと自身をもってオススメ出来ます。
また、本書内でも紹介されている「止まらない回路」(1本でも吸ったら止まらなくなる)は非常に興味深く、この「止まらない回路」を常時、意識下に置くことで、気の緩みから1本吸ってしまうという自体が避けられています。
リセット禁煙 (PHP文庫)
磯村毅
↓は私が禁煙したときの離脱症状についてまとめた記事になります。
もしよろしければ、一緒に読んで頂けると有り難いです。
はじめに
この記事にたどり着かれた方の多くは、これから禁煙を行おうと思っている、または、禁煙中ではないでしょうか。
禁煙前の方も禁煙中の方も、まだ本書を読まれていないようでしたら、直ぐに読みましょう。
Kindleでも楽天Koboでも本書を読むことが出来ます。
勿論、紙媒体でも手に入れることは可能ですが、なるべく早く手に取られて今取り組まれている禁煙に「リセット禁煙」を取り入れて貰いたく思います。
ニコチン依存について
ニコチン依存は生理的依存(離脱症状を伴う)と心理的依存(長期的)の2つに分けられます。
前者は私の経験上ニコチンを絶って3~4日がピークで、それ以降は収まります。後者は心理的な所のため、ピークというものが無く、また、恐らくなくなることがありません。
当ブログ記者は生理的依存は抜け、心理的依存の局面にいます。
「一本でも吸ったら止まらない回路がぐるぐる回る」。
本書で示された前情報より、絶対に1本も吸わないという覚悟の中にいます。
禁煙でのこういった前情報は非常に大事なもので、本書ではこのような情報が提示されています。
「リセット禁煙」の紹介
「リセット禁煙」は禁煙を始めようとする方に向けた効果的なバイブルです。
著者の経験や科学的アプローチより「新しい禁煙のプロセスが提案」され、誰にでも分かりやすいように紹介されています。
本書では”禁煙に対する正しい知識や理解をもって、禁煙をスタートさせる事”が”禁煙を成功させるプロセス”と位置づけられています。
何故禁煙出来ないのか、途中で断念してしまうのかを理論的に紹介、その問題点に対する解決策が示されています。
禁煙は身体的依存(離脱症状)の脱却から始まって、離脱症状が終わると心理的依存期間に移行します。
この時々の課題にも焦点があてられ、心理的なサポート・前情報を禁煙者が得られるようになっています。
「リセット禁煙」は禁煙を志す者にとって、貴重な情報源です。
離脱症状が抜けて、ある程度の禁煙期間が過ぎましたら、また読んでみて下さい。
禁煙へのモチベーションを再度挙げてくれます。まさに成功に導いてくれるバイブルです。
私も心理的依存の中にいます。
2度と煙草を吸わないよう、自分への戒めとして時々本書を読み返しています。
それでも禁煙は簡単ではない
これまで「リセット禁煙」について紹介してきました。
ここまで絶賛してきて申し訳ないのですが、「本書を読めば簡単に禁煙が成功する」、正直そんな簡単なものでは有りません。
禁煙開始当初は離脱症状が必ず有ります。また、禁煙に入る前に覚悟も必要となります。
そして、離脱症状に耐え抜いた後には心理的な依存との戦いが始まります。これはずっと続きます。
簡単では無いニコチン中毒との戦いですが、前情報無く戦いに挑むのは厳しいかと思います。
自分が置かれた状態を客観的に見ることは禁煙を成功に導く秘訣です。
客観的に観る為には、ある程度の知識(情報)が必要であって、その知識(情報)を提供してくれるのが本書「リセット禁煙」です。
リセット禁煙 (PHP文庫)
磯村毅
おわりに
私達禁煙者は未来の健康を目指し、厳しい禁煙の旅に向かったようなものです。
時には挫けそうになるかもしれません。
そんな時に「リセット禁煙」は私達の支えとなってくれると思います。
一緒に禁煙頑張っていきましょう。
最後まで読んで頂き有難うございました。
お暇つぶし程度にこちらも読んで頂けると有り難いです。