ご覧の皆様の多くは禁煙や離脱症状といった検索項目でこのページに辿り着かれたかと思います。
禁煙をしてみようと思い立った方、禁煙を実際に始めてみて離脱症状にお悩みの方、
はたまた、ご家族の方で身近な人に禁煙をして貰いたい、禁煙の辛さを知りたい、という方ではないでしょうか?
当ブログ記事は実際禁煙中に私の身(当ブログ記者:Kokoro)に起こった離脱症状についての体験談になります。
30年近く喫煙していましたが禁煙を始めて遂に1年経ちました(2024.11)。
こんな私でもここまで来れるとは。
1年前、禁煙に舵を取った自分に感謝です。
この記事は下記の方におすすめな内容です。
喫煙はご自身だけでなく身近な人のお身体にも悪影響を引き起こします。
私ごとですが、まだまだ禁煙歴は浅いかと思います。
しかし、禁煙後、半年にして思うのは、あの時辞めようと決心して(思い立って)本当に良かったということです。
タバコは害悪でしかありません。
わざわざ害をお金を払って体に取り入れるのは常識的におかしい事なんです。
↓の記事も禁煙関連です。お気軽に読んで頂けると有り難いです。
さて、タイトルについてこれから記載してまいります。
「禁煙時の離脱症状はこのような感じかな?」と、お気楽に読んで頂きたい記事です。
この記事が皆様のお役に少しでも立てればと思います。
はじめに
前述しましたが、この記事内容は【私の禁煙時に起こった離脱症状について】がメインとなります。
禁煙当初の日記を保管しており、その日記の内容をこの記事でまとめます。
日記ですので、多少ぶっきらぼうな言い回しが含まれるかと思います。
しかし、その分よりリアルな状態をお伝えできるものと考え、比較的そのままで掲載いたします。
禁煙を始めた経緯や禁煙してよかった事は他記事でまとめる予定です。
そちらも読んでいただければ幸いです(まだ未記載です)。
禁煙時に起こった離脱症状について 禁煙開始から1週間
禁煙開始前
金曜日、仕事終わりの夜より禁煙を開始。
土日休みなので我慢できなければ酒に逃げるという安直な考えでいこうと思う。
そろそろ喫煙歴30年になろうというところで初の禁煙チャレンジとなる。
禁煙開始後(0~12時間)
特に違和感なし。
仕事で疲れが溜まっているのか、または、最近毎日飲んでいる頭痛薬のせいか寝落ちしたらしい。
YOUTUBEの動画を閲覧、禁煙動画を見る事でモチベーションは保っている。
どうしてもタバコを吸いたいという所までは気ていない。
飛行機の移動で12時間の禁煙は経験済。
禁煙開始後(12~24時間)
朝起きると「タバコを吸っていた感覚」が頭によぎる。まだ丸1日も経っていない。
この頭をよぎる感覚がイベントごとに発生する。
ご飯を食べてこの感覚、コーヒー飲んでこの感覚・・・。
今までタバコを吸わないのはせいぜい海外行きのトランジットで14時間程。
数十年ぶりに24時間というノンニコチン領域に到達する。
どうしても吸いたいという訳ではない。もちろん、タバコを吸いたい。
タバコとライター・灰皿を破棄した。流石に手元にあると吸ってしまうだろう。
禁煙開始後(24~48時間)
「タバコを吸っていた記憶と感覚が頭に浮かんでは消える」
事あるイベント毎で発生する。
タバコとライターを捨てたのは正解だった。
「妙に空腹感を覚える。」
珍しく頭痛薬を飲まない日だった。
禁煙開始後(48~72時間)
朝から寝不足、そして今日から仕事が再開される。
これまでなかったというぐらいの一番タバコを吸いたい、という衝動有り。
あと、「タバコを吸っていた記憶と感覚」の発生回数が激しい。
そして、非常に口寂しい。
少し気持ち悪さも有り。
通勤時での運転が少しふらついていたかもしれない(敢えてスピードを落とす程)。
1日中イライラしていた。落ち着きもない。
休憩は喫煙スペースでとった。
相変わらずだが、腰掛けに座るなり左胸ポケットに手が向かう。
帰ってからは酒を飲んで直ぐに寝るとしよう。
禁煙開始後(72~96時間後)
とにかく良く寝た感じがする。空腹感有り。
「タバコを吸っていた記憶と感覚」が朝起きてから頻度よく発生する。
せっかく、ここまで禁煙が出来て辞めるのは勿体ない。
ただそれだけの理由で耐えている。
仕事中は冷静になってきた。
96時間後ぐらいに思った事、昨日が離脱症状のピークだったのかもしれない。
禁煙開始後(96~120時間)
5日に到達した。
起きてそうそう、「タバコを吸っていた感覚」がやってくる」。しかし、苦ではない。
よく寝た為か気分が爽快。そして今朝も空腹感有り。
※この時の私は朝食を取らない生活が何年も続いていました。朝はお腹が空くという感覚はこれまで有りませんでした。
少しだけど余裕が出てきた感じがする。
その余裕と言うのは「タバコを吸わなければという義務感的なものが薄くなっている」、ということ。
禁煙開始後(120~144時間)
状態は昨日と大差なし。
常に脳に浮かんできていた「タバコを吸っていた時の感覚」や酷い喫煙衝動は殆どなくなったようだ。
ここに来て、やはり酷い離脱症状は終わったのだと感じる。
外出時、タバコとライターの確認をしない。出かける前の準備が一つ減った。
禁煙開始後(144~168時間)
禁煙一週間が終わった。この一週間はストレスなのかとても短く感じた。
タバコを吸いたいという衝動は昨日と代わりなし。
相変わらず、ベンチに腰を下ろすと左ポケットに手が向かう。
習慣とは面白いものだと感じる余裕が出きている。
今後は何か変化点があったのときに記録すれば良いのかもしれない。
禁煙時に起こった離脱症状について 禁煙開始から2週間
タバコを吸いたいという欲求は禁煙7日目のそれと大差がないように感じる。
吸いたくても買ってまで吸いたいという欲求ではない。
気のせいか視界がクリアに感じる。運転中も妙に標識がよく見える。
後、少し肌艶が良くなったようだ。
禁煙時に起こった離脱症状について 禁煙開始から3週間
タバコを吸いたいという欲求は2週間後と変わらず。
「タバコを吸わなければという義務感的なもの」は感じない。
その分、油断してしまうと「自由意志で吸ってしまう」のではないかと少し不安になる。
今まで考えもしなかったヘルスケアについて興味が湧いてきた。
禁煙時に起こった離脱症状について 禁煙開始から1ヶ月
ヘビースモーカーだった自分が禁煙生活1ヶ月経過。正直、驚きだ。
3週間後と同様に「自由意志でまた吸ってしまうのでは」という不安はある。
タバコをなんともなく思える時が訪れるのだろうか。
禁煙時に起こった離脱症状について 禁煙開始から2ヶ月
しばらくタバコのことを忘れている。
相変わらず休憩は喫煙所兼休憩所でとっているものの、人の煙が気にならない。
そろそろ長時間フライト予定がある。
今回のフライトは喫煙所を探す必要も、タバコを吸えないというイライラもないだろう。
久しぶりに会う家族もきっと私が禁煙したことに対してビックリするだろう。
どこか体でも悪くしたのかと逆に心配されそうだ。
禁煙時に起こった離脱症状について 禁煙開始から半年
半年が経過。
煙草を辞める決意をして本当に良かったと思う。
人が吸う煙草の匂いがキツイと感じるようになった。
キツイというのは吸いたくなるというものではなく、臭いというもの。
休憩は喫煙所兼休憩所(屋外)でとっていたが、最近は屋内でまったりするようになった。
喫煙所に向かう時間も無駄なもの。
禁煙時に起こった離脱症状について 開始から1年後 (2024.11.01)
禁煙を初めて1年経過。1年前の自分に感謝。
瞬間的なものの、時々タバコを吸いたくなる時がある。本当に瞬間的だ。
半年前と同様、人のタバコの匂いで吸いたくなるということはない。
顔をしかめたくなるような匂いという認識。
半年前は休憩所で腰を下ろすと以前タバコがあった胸ポケットに手がいって、
勝手に失笑していたものの、最近はそれもなくなった模様。
禁煙日記を振り返る
私の禁煙記録はいかがでしたでしょうか?
離脱症状はどのようなものか、どれぐらいで治まるのか、お分かり頂けたかと思います。
禁断症状は「タバコを吸っていた時の感覚」と記録では書かれています。
これはフラッシュバックのようなものです。また、イライラや気持ち悪さも出ました。
離脱症状の期間は、禁煙開始後、約72時間程がピーク、その後、徐々に落ち着いたようです。
これらの内容はあくまで薬物的な離脱についてです。
精神的な面では未だに後を引きづっています。ベンチに腰を下ろすタイミングで手がタバコを探す時があります。
何かの拍子に一本だけという思考が今は一番危ないと思っています。
この日記はもう2度と辛い離脱症状を味わいたくない、そのためにも残すつもりです。
おわりに
ここまで読んで頂き、有難うございました。
最後に少し付け加えさせてください。偉そうに書くわけではありません。
少しだけ禁煙の先輩としてみな様に。
<タバコを辞めようと思い立った方へ>
もし禁煙に失敗したとしても決して恥ずかし事ではありません。
いま、禁煙をしようと思われた事が非常に大事です。その禁煙は後に繋がるマインドだと私は思います。
禁煙に挑戦してみましょう。
<離脱症状進行中の方へ>
この記事のような事例があります。
離脱症状のピークは3-5日です。ここを乗り切れば後は楽になります。
今は我慢です。その離脱症状に打ち勝った後には穏やかな生活が待っています。
がんばってください。
当ブログ”My self care Kokoro“では実践しているセルフケアの記事を掲載しています。
お暇つぶしにでも記事をお読んでいただければ幸いです。